社会保険労務士講座

講師からのメッセージ

社会保険労務士の小林です。
社労士の専門分野である公的年金。この分野は複雑で法令(国民年金法、厚生年金保険法)の改正が多く、 現役の社労士でも、日々最新の法令や情報に接していなければ、実務に支障が出る場合もあります。
例えば、今後の大きな改正では、H28.10からのパート労働者の社会保険加入拡大、H29.4からの年金受給資格期間短縮(25年→10年)といった改正はすでに知っている方も多いと思います。でも、それに付随した改正や取扱変更もかなりありますので、資格取得したからといっても安心はできません。

資格取得したらそこが出発点なのです。苦労して得た知識を自分でどのように理解・解釈して、アウトプットできるか、つまり、年金について詳しくない事業主や一般の方に「わかりやすく、丁寧に説明できる」か、専門家でも常に自己研鑽を積まなければできることではありません。年金知識とは社労士になった後も、なお一層勉強しなければならない分野なのです。
また、社会保険労務士は「専門家」であると同時に「オールラウンダー」でなければなりません。
例えば、公的医療・介護保険、税制、雇用問題、職場の安全衛生・メンタルヘルス、労働災害防止、雇用保険、労務管理、企業年金等、どれも「人」に係わるテーマですので、社労士が関わる分野は広範囲にわたり、常に新しい話題を吸収しながら勉強しなければなりません。
社労士試験は決して易しい試験ではありませんが、資格取得で得た専門知識・能力を、職場や自分自身の社会生活で活かすことができる資格であることは間違いありません。
社労士は、会社を背負って立つビジネスパーソンならチャレンジしたくなる資格です。

社会保険労務士講座講師 小林孝雄

万全なサポートで応援します!

「年金記録問題」、「派遣切り」、「後期高齢者医療」、「急増する個別労使紛争」、どれも国民の大きな関心事で、すべて社会保険労務士の専門分野です。ゼミネットでは、合格のために、過去45回の本試験問題をベースに、あえて重要事項だけ、「ポイントを絞った講義」をします。また、職場での様々な実務的問題にも、常駐の社労士が的確なアドバイスを行なっています。WEB上のダウンロード資料(テキスト・問題集)も好評です。

社会的貢献度の高い資格 社労士!

近年の年金記録問題、後期高齢者医療や協会けんぽのスタート、社保庁が解体され平成22年に発足した「日本年金機構」、解雇・賃金や関する個別労使紛争の増加、心的に病む労働者の急増、非正規労働者の雇止め(派遣切りなど)急増、いずれも国民が大きな関心を寄せるテーマであり、社会保険労務士が関わる分野です。

それだけに社労士の注目度は、今、数ある資格の中でも筆頭ではないでしょうか。 最近は、年金記録確認第3者委員会のメンバーとして、個別労使紛争のあっせんや調停などの当事者の代理(特定社労士)として、中立・公正な立場で活躍する社労士が急増しています。その意味で社労士は社会的貢献度の高い資格といえるでしょう。ゼミネット社労士講座は、その社会保険労務士を1名でも多く輩出することを使命と考えます。

試験へ向けて学習を開始される皆様・問題演習が合格への秘訣です

講義映像視聴後に、過去問題を中心とする問題演習をすることが合格への秘訣です。 学んだ知識がどのように本試験で出題されるかが分かる・・・というのはもちろん、 大きく次の3つのことがいえるからです。

・用語や定義を正確に理解しているかどうかが分かる。
⇒社労士は法律の試験です。それぞれの「用語や定義」を正確に理解してこそ、次の「制度」の学習へと進むことができます。過去問でも、定義を論点とする問題が多く出題されています。まずは、問題を通じてご自身の知識が正確かどうかを確認してください。

・問題文章を注意深く読む「クセ」をつけるようになる。
⇒社労士はひっかけの試験です。社労士として必要な重要知識、つまり論点を、あの手この手で、さまざまな角度から出題してきます。たった1文字、あるいは1文の有無だけで、問題の正誤が変わってきます。問題文を注意深く読むクセと訓練を心がけてください。

・問題の積み重ねが知識の定着と整理につながる。
⇒問題演習の繰返しは、知識の定着とともに解答の導き方、問題解決力(テクニック)の養成になります。同時に、社労士学習の特徴である「類似制度の多さ」への対策にもつながります。問題を通じてご自身なりにまとめる作業『横断整理』は、飛躍的に実力を向上させます。

これらのことを実際に直近の過去問題3問を通じ、「5分」で解説してみたいと思います。