学習内容 |
ポイント |
ライフプランニングと資金計画 |
社会問題になっている公的年金や公的医療保険といった「社会保障制度」が中心です。ほかには「FPと倫理・関連法規」「教育(住宅)資金設計」等の基礎を学習しますが、出題される内容は限られています。やはり多くの受験生が苦手とする社会保障制度への対応がポイントです。 |
リスク管理 |
生命保険・損害保険・第3分野の保険について学習します。「契約手続等」「商品内容」「税金・経理処理」を中心に横断的な理解が必要です。効率的な学習方法は、「保険の基本的な仕組みを理解し、本試験でよく出題される保険商品の特徴を押さえる」ことです。 |
金融資産運用 |
金利を核とする金融市場の仕組みと預貯金をはじめとする各種金融商品を学習します。株式の投資指標や債券の利回り計算などは、実技試験で頻出項目となっています。出題パターンは決まっているので、何度か計算問題を練習しましょう。マスターできれば大きな得点源になります。 |
タックスプランニング |
所得税を中心に消費税・法人税等、幅広く学習します。特に所得税は、FPに関する全科目にかかわっています(証券税制なら金融資産運用など)ので、それぞれの科目の関連する内容を確認、反復して下さい。なじみのある給与所得を中心に体系的に学習するのも一つの方法です。 |
不動産 |
「不動産の取得・保有、譲渡」など不動産取引に係る税金の知識が中心です。複雑な不動産譲渡所得は、原則を理解した後、特例をひとつずつ整理しましょう。法律関連では、建築基準法の「道路制限」や「建築面積と延べ面積」など必須テーマの掘り下げた学習方法が有効です。 |
相続・事業承継 |
相続人や法定相続分という民法の規定と相続税との関連、相続税の計算過程など基本的なしくみを確実に理解して下さい。財産評価など細目を学習する際には、計算の流れを意識しながらの学習が有効です。相続税の総額を求める計算は実技試験でも頻出項目です。 |