実務で役立つ簿記の基礎知識

講師:加藤 勝己 全10回 約4時間

PDCサイクルの実行

実務で役立つ簿記の基礎知識不況が長期化している現在でも、確実に利益を上げている企業は多数あります。
このような企業は、経営者だけでなく社員も企業の実情を絶えず計数的に把握しています。
そのうえで、社会の変化に対応すべく実態を計数的に分析、経営計画を立案、実行、検討を有効的に実施して います。
ビジネス分野でよく言われる、PDCサイクル(Plan[計画]⇒Do[実行]⇒Check[検討])です。

簿記は企業会計の基礎

企業では、経営活動結果を各種の計算表にまとめ、これを法令に基づいて公開し、これを検討しさらに新しい計画を立案する資料としています。
このような企業会計の基礎をなすものが簿記です。
簿記といえば、これまで経理会計担当者のみに必要な知識という概念がありました。
パソコン会計がこれだけ普及している現在、簿記の知識が無くても帳票類は誰でも簡単に作成できるようになりました。
しかし、これでは単なる事務作業であってキーボードを打ち込むだけの機械の一部としての存在にしか なりません。

簿記を学んで実践に生かそう

そこで本講座では、簿記の基本的な知識を体系的に学習し、知識があまりないままに実務についている人でも 企業の中でのカネの流れ・書類の流れがどのようなものなのかを理解できます。
簿記を学ぶには、テキストの文章を読むだけでは全く身に付きません。
自分で実際に問題を解いてみることが重要です。
本講座は、理論は必要最低限とし、具体的な問題を解いて行きその結果として理論的にも理解できるようにしています。
簿記は難しいという先入観を捨ててまずは、本講座を始めてみてください。