講師:塚平 淳 約2時間
インターネットを利用する上で存在する様々な危険とその対策
インターネット上の社会は実社会の延長線上にあり、決して『特殊な別世界』ではなく、そこでの危機管理は実社会に則して行うべきであるという基本を受講者に解説します。
また、インターネットに潜む危険やその対策法をわかりやすく解説します。
インターネットに潜む危険
- ウイルス、スパイウェア(マルウェア、アドウェアなど)
- 古くから存在する危険であり、技術的に斬新な侵入手法が継続的に開発され続けている訳ではないにも関わらず、未だに感染するPCが多い理由は、騙しの手法(ソーシャルエンジニアリング)よるところが大であることを説明します。
また、『価格.com』事件以降、俄かに注目を浴びるようになったスパイウェアの概要について解説し、それらの活動内容について解説します。
- 迷惑メール(スパムメール)
- 最近では、実害という面ではウイルスよりも性質が悪い迷惑メールですが、そもそも何故届くのかについて、自らの行為も原因となりうる事を解説します。
また現在の主流であるボットネットによるスパム配信についても解説します。
- フィッシング
- 実社会での利益を得ることを目的に、組織的、計画的に行われる危険性の高い犯罪(詐欺)行為であることを解説します。
※メール経由で口座番号やパスワードを問い合わせる行為自体がセキュリティ上ありえない事を強調します。
- その他の危険(ワンクリック詐欺、オークション詐欺など)
- 犯人の使用する騙しと脅しのテクニックを解説し、実社会の商習慣や詐欺事件を考えれば予防する事はそれ程難しい事では無いことを解説します。